こんにちは、中小Sierで12年間働いていた、しいたけです。
中小規模のSierだと、基本的には客先常駐でお客さん先で仕事が多いですよね。
そして、客先常駐ってツライですよね。プロパーに気を使うし、納期が厳しいし。。
案件が終わると別の案件の対応で「人」も「場所」も変わりなかなか落ち着けません。
僕も就職した会社が客先常駐の会社だったのでしんどかったです。
新卒で就職して2日目には自社では別の会社で働き始めましたし。。。
常駐した初日に上司からは「この会社辞めて、早く転職したほうがいいよ!」と言われ、「初日に新入社員にかける言葉かよ!?」と思った記憶があります。
デスマーチのプロジェクトへ行かされたり、スポットで2か月だけの常駐で次のところへ行き、また別のところで作業と。。。
短期間で問題を解決する力はつきますが、気持ちも体も疲れ切ってしまいます。
客先常駐の会社から自社開発の会社に転職すれば、そんなストレスも軽減されます。
この記事では、そんな自社開発の会社に転職する方法を紹介していきます。
読んでいただければ、自社内開発の会社どんなところか、どうやって転職するのか、客先常駐の退職する方法が分かると思います。
自社内開発の会社とはどんなところか?
自社製品のアプリやサービスを社内で開発する会社です。
Webサービスやスマホアプリ、ゲーム、パッケージソフトなどを開発して販売している企業です。
具体的には服の販売をしているZOZO、ニュース配信のアプリを提供しているグノシー、会計ソフトの勘定奉行を作っているオービックとかです。
ただ、オービックのような企業向けのシステムの場合は、顧客毎にシステムをカスタマイズしたり、納品したりするので、まったく客先に行かないというわけではありません。
業務として、どんなことをやるかというと、自社内で企画、設計、製造、テスト、リリース作業を行います。
やっていることは客先常駐でやっていることと差異はないと思います。
ただ、客先常駐の場合は製造、テストが多いかと思いますが、自社内開発だと、企画の段階から参加できるのは魅力です。
あと、客先に行くことが少ないので服装自由なところが多いです。
僕の会社も服装自由なので、ジーパンやTシャツと楽な格好で仕事をしています。
客先常駐と自社開発の違いは?
客先であろうと、自社であろうと、開発するものはシステムです。
なので、開発のプロセスが変わるということはありません。
違うのは立場です。
客先常駐だと仕事をする人は「同僚」ではなく「客」になります。
お金を払って、雇っているという感覚になるので、厳しい目で見られます。
常駐先にもよると思いますが、部外者扱いされることも。もちろん、中には分け隔てなく接してくれる人も多いです!
なので、大きな違いとしては「人間関係のストレス」だと思っています。
自社開発の方がストレスは少ない!
あとは、先ほどもちょっと書きましたが、プロジェクトの工程でも上流の企画から入れるので楽しいと思います。
客先常駐だと、基本的には製造やテストの応援としていくことが多いので、企画や設計に入れることは少ないので。
どうやったら自社開発の会社に転職できるのか?
手っ取り早いのは、転職エージェントに登録して、自社開発を行っている会社を紹介してもらうことです。
マイナビエージェントや
リクルートエージェントはIT出身者のエージェントが対応してくれるので話も通じやすいです。
僕が転職した時も自社開発ができて、上流工程から入れる会社で探してもらいました!
結果的にも、該当する会社に転職できました。
少しぶっちゃけた話をすると、転職前はSESで年収400万円でしたが、自社開発の会社に転職した後の年収は550万円と大幅に上がりました。
SESのときは月単価が60万円なところ、転職後は120万円だから払える給料の違いが出るのだと。。。
同じ人間でやっている作業もそこまで変わらないのに不思議です。。
ちょっと脱線しましたが、転職エージェントを利用したほうが調べる手間も省けますし、おすすめです。
ちなみに僕がオススメする転職エージェントをまとめましたので参考にしてください。
はじめての転職なら、市場の動向や書類の添削、面接のアドバイスもしてもらえるので良いです!
また個人的には、条件としてマイクロソフトのように自社パッケージを持っていて、かつ、独占している会社か、ニトリのような事業会社で自社のECサイトなどを持っている会社が良いと思っています。
自社パッケージや自社のECサイトを扱っている会社は1度作ってしまえば、保守、運用になるので比較的負担が少ないです。
ITエンジニアの経験が数年あるならIT専門のレバテックキャリアがおすすめですし、女性の方ならパソナキャリア
がおすすめできます。
1つのエージェントにこだわらず、複数登録して自分に合うエージェントと転職活動を進めるのが成功させる秘訣です。
退職はどうやって進めるのか?
僕の体験談ですが、退職の連絡は「担当営業」にしてしまいましたが、担当営業から僕の上司に伝わり、さらに上の上司、人事部に話がいきました。
本来は上司に伝えるのが正解です!ただし、上司が取り合ってくれないようであれば、会社の人事部に伝えましょう。
その後、開発と営業のトップに呼ばれて話し合いをしましたが、辞める意思は曲げませんでした。
営業のトップからは「顧客との契約が残っているんだけど、どうするつもりだ!!!」と意味不明な脅しを言われました。。。
常駐先には別の人材をアサインすればいい話で、退職することを会社が拒むことはできず、退職届を出せば2週間あれば辞めることができます。
なので、引き留めを言われても食い下がらないことが大事です!
まとめ
客先常駐が辛いと思っている方は自社開発の会社への転職を検討してみましょう。
昔よりも待遇は良くなっていると思いますが、ストレスが少なくなります。
転職活動をしているとき、孤独に感じることが多いですよね。
相談できる相手もいないし、転職のことを話せる人は少ない。
そんなとき気軽に相談できる人がいます。
それは、、転職エージェントのキャリアアドバイザーです。
転職に詳しく、無料で色々きけます。キャリア相談以外にも応募書類作成・面接対策のフォローと幅広くサポートしてくれます。
僕も3回の転職活動でエージェントを使って内定をもらえました。
担当を変更することも、停止することも簡単にできます。
例えば、dodaだとマイページから停止にするだけです。
以下は僕も使っていて良かったエージェント(全て無料)です。
転職活動をしている人は参考にしてください!
悩んでいることをざっくばらんに話せますし、どうすればいいのかもサポートしてくれます。そして、キャリアアドバイザーの方も親切で転職活動が進めやすかった。(経験談)
キャリアアドバイザーの方が分からないことを丁寧に教えてくれるので、はじめての転職でも安心して進められます。(経験談)
IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービスなので、ITエンジニアを希望する人におすすめです。
新型コロナウイルスの影響もありますが、オンラインカウンセリングや電話相談もできますよ。