これから医療、製薬(医薬品)業界の臨床試験にかかわるシステムエンジニアに転職しようと考えている方や興味がある方にこの業界のシステムエンジニアとしての「やりがい」と「大変さ」を紹介します。
医療、製薬、CROといった企業で臨床試験(治験)のシステムエンジニアの求人票を見かけると思いますが、「やりがい」や「大変さ」ってわかりにくいですよね。
僕がCROでシステムエンジニアとして7年間働いてきたなかでの「やりがい」や「大変さ」について解説をしていきます。
読んでもらえたら、この業界のシステムエンジニアを選択肢にするかどうかを判断できるはずです。
臨床試験のシステムエンジニアがどんな仕事をするのかについては以下の記事を読んでください。
仕事の「やりがい」とは
人の健康につながる仕事をしていることが「やりがい」になります。娘や息子にも「なんの仕事をしているの?」って聞かれたときも「薬を作るお手伝い」っていうと「すごいね!」と言ってもらえます(笑)
身近なとこですとエンドユーザ(医師、製薬会社、DM)が使いやすかった、楽になったと言ってもらえたときです。
これはよくあると思います。
あと、医師の方と仕事する機会が多いですが、志が高い医師が多い印象です。人によってはドクターXのように「医師」はふんぞり返っているイメージがあるかもしれませんが、謙虚で仕事がやりやすかったです。
作ったシステムが人の健康につながることです。良いシステムを提供することにより、臨床試験を円滑に進めることができます。
仕事の「大変さ」とは?
臨床試験のシステムは正しく動くことが大事です。例えば、がんの試験で薬の投与量を算出するプログラムが間違っていたら?高血圧の薬で投与後の血圧が160なのにバグで110でデータベースに登録されていたら?
極端な例ですが、こんなことが起きれば健康になるための薬が毒になってしまいます。
なので、システムが正しく動くことが大事になります。
システムが正しく動くことを保証するためにCSVを作成し、監査が行われます。監査もシステムだけでなく会社としてシステムを作れる体制(プロジェクトメンバーの開発経験、研修状況など)なのかもみられます。
モノを作る大変さよりも品質があることを証明するための作業が大変です。おそらく、他の業界ではあまりないことだと。
まとめ
いかがでしたか?医薬品開発のシステムエンジニアの「やりがい」と「大変さ」が分かりましたでしょうか?
この業界の求人はdodaが一番多かったです。また、他の業界に比べると年収が高めです。応募はしなくても、医薬品開発のシステムエンジニアの求人を見てみるのは良いかと思います。
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