- ネットワークエンジニアって、どんな仕事をするのか知りたい!
- どんな働き方ができるのか知りたい!
- どうやったらネットワークエンジニアにになれるの?
- 年収ってどれくらいなの?
そんな悩みを解決できる記事になっています。
この記事を読んでいただければ、ネットワークエンジニアの仕事内容、働き方、年収など就職・転職するために必要なことを知ることが出来ます。
僕はITエンジニアとして14年以上、IT・Web業界で働いているので現場の生の声を聞くことができますよ。
ネットワークエンジニアの仕事内容は?
ネットワークエンジニアは、コンピュータ間のデータ通信のやりとりを快適に行えるネットワークシステムを作るエンジニアです。
主な仕事は、ネットワーク(LANやインターネット・自社回線・メールなどの通信回線)の設計、構築、運用・保守です。
クライアントから要件をヒアリングしながら、どのようなネットワークシステムにするかを設計し、決まった設計内容に沿ってネットワークを構築します。
構築では、各専用機器の設置・設定を行い、設計通りに動作するか検証します。
オンプレ環境の構築では、機器の導入があるので力仕事もあります。
ITエンジニアの中では、めずらしく、、体を使う仕事です!
検証が完了した後は、リリースし、運用と保守のフェーズに入ります。
クライアントとの話し合いも多いためコミュニケーション能力や説明力、重い機器を運ぶ際に必要な体力など、様々なスキルが要求されます。
運用ではネットワークの監視、増設・変更などを行ったりします。
日常的なネットワーク通信監視業務や保守を兼務することも多く、障害が起きればマニュアルを見て対処したり、必要に応じて上級の関係各所に連絡したりします。
保守はトラブルが起きたときに、対応する業務です。
障害が発生した際に、障害の切り分けを行って機器の交換や復旧作業を行います。
企業によっては、ネットワーク利用者のトラブルを解決する業務が含まれる場合もあります。
ネットワークエンジニアの年収は?
dodaの調べでは、ネットワークエンジニアの平均年収は460万円となっています。
経験者は400万円~700万円のレンジ。未経験者は300万円~400万円のレンジとなっているようです。
年収が高い人の傾向としては、
- 使用できるベンダー製品が幅広い
- 規模の大きいネットワーク開発を手がけた
といった経験を持っているひとです。
理由としては、さまざまな製品を利用していて、メリット・デメリットを理解していれば、クライアント企業のネットワークに適した製品を選ぶことができるからです。
また、大規模なネットワーク開発の経験は、ルールの統一化や関係者との連携が複雑な中、保守性の高いネットワークシステムを作ることができる人材だと判断されるからです。
ネットワークエンジニアになるには?
ネットワークエンジニアに必須となる資格は特にありません。
未経験でも転職することができます。
ITエンジニアの経験が未経験の場合は、IT全般の知識が足りないので通信教育や専門のスクールなどに通い、知識を身に着けて転職や就職したほうが上手くいきます。
システムエンジニアなどITエンジニアからのキャリアチェンジの場合は、IT全般の知識がありますが、ネットワークは弱いというかも多いはず。
転職しても、まずはマニュアルをもとに運用・保守の業務を担当するところから始まります。これらの経験を積んだ後、徐々に設計、構築といった上流工程の担当へとステップアップしていくのが一般的です。
独力で専門機器を用意することは難しいため、実務に就いてからでないと実質的なスキルを磨くことは難しいと考えてよいでしょう。未経験であっても、まずは業界に飛び込んで経験を積もうとするのはひとつの有効な手段です。
ネットワークエンジニアになるには、ネットワークに関する知識や技術はもちろん、コミュニケーション能力、体力など様々なスキルが求められます。
[ネットワークの知識および技術]
ネットワークエンジニアはネットワークを構築する職種のため、通信プロトコル(TCP/IP他)、セキュリティ、トラフィック、ルーティングなど、ネットワークに関する様々な知識や技術が必要です。これらの知識を身につける方法として、資格に挑戦するというものがあります。
ベンダー資格であるシスコ技術者認定や国家資格であるネットワークスペシャリスト試験など、ネットワークに関する資格を取得すると知識が身につくだけでなく、知識を有している証明にもなるためおすすめです。
[コミュニケーション能力]
ネットワークエンジニアの仕事は複数人のチームで行います。また、クライアントと話し合う機会も多々あるため、折衝能力や協調性などのコミュニケーション能力が必要です。
[オフィスアプリケーションを扱う技術]
設計書を作る際や構成図およびIPアドレス表など用いて説明をする際などには、Word、Excel、PowerPointなどのオフィスアプリケーションを使用します。そのため、これらを扱える技術が必要です。よりスキルを高めたいという方には、マイクロソフトスペシャリストなどのオフィスアプリケーションのスキルを認定する資格もあるため、資格取得に挑戦してみても良いでしょう。
ネットワークエンジニアは今後も需要があるのか?
コンピュータやスマートフォンなどさまざまな機器がインターネットでつながる現代は、ネットワークを管理するネットワークエンジニアの役割がとても重要になっています。
さらに、今後コンピュータ以外の家電などすべてのものがインターネットにつながるIoTが推進されようとしている中、その重要性はさらに増すことは間違いありません。
ネットワークエンジニアは現在人手不足の傾向にあり、需要が高まっている職種です。
現状では、求人や案件が見つからず困ることはあまりないです。
しかし、IT業界は将来像を把握しづらい傾向にあります。
新しい技術を積極的に学び、トレンドのキャッチアップをし続けることがネットワークエンジニアとして活躍し続けるために必要な要素といえます。
トレンド面では特に、現在需要が高まっているクラウドの技術を身につけるのは必須です。
ネットワークエンジニアのキャリアパスは?
ネットワークエンジニアのキャリアパスには、主に下記のようなものがあります。
[プロジェクトマネージャー]
ネットワークエンジニアとしての業務を一通り経験し、さらにコミュニケーション能力を磨いてクライアントへ折衝力などを高めることで、プロジェクトマネージャーへのキャリアアップすることが可能です。
[フリーランスエンジニア]
即戦力として活躍できる自信がある方はフリーランスとしての独立などの道もあります。ネットワークエンジニアのフリーランス案件では、設計・構築・運用・保守などのうち特定の業務を遂行できるスキルが求められる場合が多いため、ネットワークエンジニアとしてのスキルを一通り身に付けた方であれば、自分にできる業務を選びながらフリーランスとして活躍することも可能になるでしょう。
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